しっかり養殖し冬越しさせた金魚は、比較的簡単に養殖させることができます。
まず、金魚を繫殖するためには、繫殖期(春)にオスとメスが水槽にいることを確認してください。
通常金魚は、春季(4~5月頃)で水温が20度前後になると、まずオスが発情します。発情したオスは、エラブタや胸ビレの様に「追い星」と呼ばれるニキビのようなものがございます。この追い星の存在が金魚のオス・メスを見分ける重要なポイントとなります。
発情したオスは、メスを追いかけ、腹部をつつき産卵を促します。オスの金魚の胸ビレにニキビのような追い星が見られたら、水草やホテイアオイのような、植物を水槽に入れてください。これらの植物に金魚は産卵します。